男性不妊症専門医はまだまだ不足
不妊症専門医とは
日本生殖医学会が医師を養成、研修した上で
認定された医師のみがなれる称号です。
では、その不妊症専門医は日本全国では
どれくらいいるのか?
2016年4月時点では、596人
2017年4月時点では、649人
年々、徐々には増えては行っているんですが
日本全国規模で考えるとまだまだ不足しています。
タイトルにも敢えて入れましたが、
男性不妊症専門医。
ここでは、メンズヘルスクリニック医、泌尿器科医の
こととして捉えて下さい。
どれくらい居るのか?
それは、1割にも満たないのです。
実際、数えましたが51名でした(^^;)
まだまだ不足しているんです。
1名居るか、居ないか。
あの広い広い、北海道も確か1名です。
1名もいない、都府県も存在しています。
ですから、不妊が気になる男性でどうしても
男性不妊症専門医に診察希望の場合は
とてつもなく限られた環境になってしまうのです。
また、総合病院に行くと、医師が数名いるので
不妊症専門医の診察を希望しても、他の医師の診察に
回される可能性も大いに有り得るので注意が必要です。
そういった面ではメンズヘルスクリニックだと
施設規模も総合病院に比べれば、小規模ですし
医師や看護師さんとの距離も近いですよね。
ですので、私はアナタの通える距離範囲で
メンズヘルスクリニックが有るならば、1番におすすめします。
(待ち時間等の不都合があるかも知れませんが、今は
予約システム化により、以前よりはスムーズです。)
もし、アナタの通える距離範囲にメンズヘルスクリニックが
なければ、逆にウィメンズヘルスクリニックに嫁さん同伴で
通うという手もありますが、やはり誰だって抵抗あります...
周りの女性がまず良いようには思わないですし、変に気を
遣ってしまいますし、また医師も総合病院、もしくは町の
泌尿器科をすすめることが多いようです。
よって、1番は不妊症専門医が居るメンズヘルスクリニック
ですが、今のところ、都心等に住んでいる方や通勤の方か
偶然にも近くに存在していた!って人以外は難しいので
近くの泌尿器科に通う。近すぎて抵抗ある人は、隣町や
駅の向こう、自宅と職場の間の駅近など。
私も泌尿器科には何度か通いましたが、医師によっては
アレコレと話しやすい方もいるので、変に聞いてもらって
ストレスが解消されたり、アドバイスや励ましも上手い
医師もいますので、案外通いやすかった。
というケースもあります。半メンタルヘルスですね(^^;)
でも、それも妊活に関連する大事なことです。
男性が通いやすいように。また不妊症専門医がもっと
数多く、街中にも存在する日を望みますが、
今直ぐにはなり得ない未来の話。
待っているだけじゃなく
アナタとパートナーの強い意志で「妊活」を!
アナタが出来る可能なことはこなしていきましょう。